2022/12/29
2022年も残り3日となった。不動産鑑定評価書の製本をしつつ、2022年を振り返る。弊社は幸運なことに新型コロナウイルスの影響は全くない。沢山のお客様に支えられ、好調な2022年だった。特に今年の後半は「ものすごい忙しかった」の一言。打ち合わせ・打ち合わせ・打ち合わせの連続。そんなこんなで年末・年始の休みは返上。不動産鑑定評価書の作成に120%取り組まなければならない。振り返ると2008年12月、100年に一度の危機と言われたリーマンショックのなかで不動産鑑定士として独立した。当時37歳。お客様は一人もいなかった。氷河のなかで杭を打ち込んでいるような気持ちになったのを思い出す。あの頃を思うと、今の状態がとても信じられない。お客様がいっぱい。不思議と人気がある。「人生の辛かった局面において、これまで運を貯めていたのかもしれないなあ」と思う。不透明な日本経済のなかでチャンスを与えてくれる不動産鑑定に心から感謝するようになってきた。「不動産鑑定はとっても奥が深い。もっと勉強しなくてはいけないなあ」と思える。不動産鑑定士として独立して、私は成長したのかも知れない。2022年12月末、不動産鑑定士 新井隆之 慶大東門の隣にあるオフィスにて