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52歳になりました

 52歳になりました。両親、家族、友人、お客様等、数多くの人達に支えられてきました。心より感謝いたします。

 日本の経営者の平均年齢は70歳とのことですので、まだまだ若造。もっともっと勉強をして、良い人生を歩んでいきたいと思っております。

 さて、今日はここで最近聴いた、ユーチューバー仏教講師である菊谷隆太さんのお話があまりにも良かったので、以下にご紹介しようと思います。

 ある一人の男が地獄に見物に行った。地獄はどんな醜いところなんだろうかと。こう見てみると、地獄の住人はみんなガリガリで痩せているんですね。

 かわいそうに食べるもの食べてないんだろうなとこう思ったところ、ちょうど地獄はですねお昼時だったんですね。ランチの時と。ろくなもの食べてないんだろうなと思って食卓を見ると、びっくりしたのは食卓はですね、ご馳走なんですね。

 ところがテーブルを囲んでいるその座っている地獄の住人はみんなガリガリに痩せているんです。

 なんでこんなに美味しそうなご馳走たくさんあるのにこんなに痩せているんだろうと思ってよく見てみると、なんと地獄の住人はですね、かわいそうに箸が1mあるこんな長い箸なんですよ。

 だからせっかくなんとか皿にある食べ物をとって口に運ぼうとするとね、1mもあるんで食べられないんですよ。それでみんなポトポト落としてしまって。

 そしてこの目の前にご馳走があるのに食べられないでいると、こういう姿を見て、いやこれはひどいなと。

 まだないんだったらね我慢できるけど、あるのに目の前にあるのに箸でつかむことができずに食べられないというのはこれはかえって地獄はきついなと。

 このように思ってやっぱりやだなこんなとこ落ちたくないなとこう思ってその男は地獄見物を終えた。

 またついでに極楽も見てみようと今度は極楽に行ってみた。極楽もちょうど昼食時だったんです。お昼時でそして極楽住人はみんな丸々と肥えて栄養が行き届いてるんだろうなと。こういうふうに男は思った。

 目の前見てるとご馳走が並んでると、こういうの食べれるんだ。それでまた箸は普通なんだろうなと思って箸を見て えっ と声あげた。なんと極楽の住民の箸も1m。なんだこれ地獄と一緒じゃないかと。何が違うんだと。

 こう思ってる男が見てみると極楽の住民は箸で掴んだ食べ物で向こうの人に渡して食べさせた。そうするとお返しとばかりにこちらの人もつまんでこれを向こうに食べさせた。お互い与えあってた。そしてニコニコ美味しそうに食べてた。

 これを見て男は手を打った。そうか 地獄と極楽は心がけが違うのかと。その心がけの違いが地獄と極楽ほど差をつけると。

 何も変わらないんです。他の事何も変わらないのに何が地獄と極楽ほど境涯を分けるかと言うと心がけが違うと。心が違うと他の何が一緒でも全く世界は違ってくるんだという話ですね。