2021/05/14
映画『マルサの女』のなかで山崎努が演じる権藤英樹(裏社会や政界と付き合いのあるラブホテルの経営者)はお金を貯める方法を以下のように語る。
「金を貯めようと思ったらね。使わないことだよ。100万あったって、使えば残らない。10万しかなくても、使わなけりゃ、まるまる10万残るんだからね。あんた、今、ポタポタ落ちてくる水の下にコップを置いて水ためているとするわね。あんたのどが渇いたからといって、半分しかないのに飲んじゃうだろ。これ最低だね。なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃだめだよ。いっぱいになって、溢れて、ふちから垂れてくるやつ。これを舐めて我慢するの。」